スモールM&Aとは

M&A とは

M&A とはMergers and Acquisitions の略語で、「Mergers」は「合併」を、「Acquisitions」は「買収」をそれぞれ表しており、企業の「経営戦略」の一つと考えられています。

譲渡する側(売り手側)は、会社を適正な価格で売却することで、これまで自社を守ってきた経営者の方の「創業者利益」を確保できます。また、大切な皆様の従業員の雇用を守った上で、日々の経営によるプレッシャーや不安からの解放、第二の人生の開始、新たな事業へのチャレンジなどを行うことができるようになります。

企業を譲受(買い手側)する側からみると、すでに事業を行っている会社を自社の一員とすることで、一から事業を立ち上げる必要がなく、『時間を買う』という表現も使われます。事業の立ち上げには、その事業所の確保や、運営に必要な人材、資産、さらには営業活動により取引先を開拓する必要があります。これらを、そのまま自社の組織とすることができるため、素早く事業拡大を図ることができるのです。

スモールM&A とは

当社では、スモールM&A とは「売上規模1000万円前後~ 5 億円以下の企業を対象としたM&A」と定義しています。
大企業のM&A は大手証券会社や投資銀行などが、中堅中小企業は大都市圏にあるM&A 仲介会社が行っています。しかし、85% 以上を占める従業員数名~ 20 名以下の小規模事業者には、M&A のサービスが行き届いていないのが現状です。

M&A 市場は?

一昔前はM&A というと、企業の「敵対的買収」や「ハゲタカ」という悪いイメージがありました。しかし、現在では、国が、事業承継の一つの手段として、「事業承継ガイドライン」の中で、M&A が一つの選択肢であることを明示し、それを推進している状況にあります。
全国の中小企業の年間のM&A 取引件数は年間の取引は1 万件以上とのデータもあり、現在ではM&A は一般的なものとなっています。今後、さらに加速する経営者の高齢化に伴い、M&A の重要性が増すことは明らかであり、事業拡大の重要な戦略の一つになることは間違いありません。

小規模企業にこそM&A の戦略を

休業・廃業した小規模企業の経営状態は、殆どが「資産超過」もしくは「資産と負債が均衡」の状態であり、事業を継続できる状態だったと言われています。中堅以上の企業は、このようなケースの場合、事業継続に向けて専門家が対応することが多くありますが、小規模企業の方には、そのような情報が少なく、対応できる専門家も限られているのが現状です。
日本の企業で圧倒的多数を占める小規模企業の方にこそM&A に対する戦略は活かされるべき戦略であり、今後の日本経済を左右するものと考えています。

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